よすがや日記 / Vol.3「台湾茶入門」
よすがやです。
現在、台湾茶をメインに取り扱っていますが
最近よく、
「そもそも台湾茶って何なのか、よくわからない…😇」
という声をいただきます。
朝市に急に現れた海外産の農産品ですからね…
せっかくなので、今日から数回に分けて「台湾茶ってどんなお茶?」というお話をしてみようと思います。
まず、“台湾茶”と呼ばれるだけあって、原材料となる茶葉は台湾各地で栽培されています。
もともと台湾には野生のお茶の木もありますが、現在主に栽培されている茶樹は、中国・福建省から移り住んできた人々によって持ち込まれたものです。
その後、台湾茶の品質の高さがイギリス人商人の目に留まり、輸出向けの生産が本格化していきます。
また、日本統治時代には新たな品種が導入されたり、試験場が設けられて品種改良が進められるなど、台湾茶の発展に大きな影響を与えました。
台湾茶は、中国大陸と日本の文化を受け継ぎながらも、台湾ならではの風土や感性の中で、独自の風味とスタイルを育んできたお茶だと言えるかもしれません。
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次回は、台湾茶の「産地」にフォーカスしてしていく予定です。どうぞお楽しみに!
- お知らせ -
先月から、平日も出店しています。(たまに寝坊しますが…)
ゆったりと時間が流れる平日の雰囲気がとても好きです。
朝晩が少し肌寒くなってきたこの季節、
温かいお茶で1日をゆるりとスタートしてみてはいかがでしょうか🍵
※画像は夏の茶摘みの様子