よすがや日記 / Vol.4「台湾旅行記 2025.11」

November 21, 2025

こんにちは、よすがやです!
(台湾茶入門の更新を絶賛怠り中ですが……笑)
つい先日、台湾へ行ってきたこともあり、今日はあらためて台湾について紹介したいと思います。

台湾は九州とほぼ同じくらいの大きさの島。
大航海時代、島を発見したポルトガル船の船員が「Ilha Formosa(麗しの島)」と呼んだことから、「美麗島(びれいとう)」という別名でも知られています。
古くから貿易の要衝として重要視され、列強国による支配を受けてきた歴史があり、特に日本は1895年から約50年間も統治しています。
そういう背景もあり中国大陸各地の省とは異なる独自の雰囲気をまとっている気がしますね。
日本との繋がりは長くなるのでここでは割愛しますが、賑やかな夜市、バリエーション豊かな果物、小籠包などは、今やすっかりお馴染みの存在です。

経済面に目を向けると、台湾はかつて香港・シンガポール・韓国と並んで「アジア四小龍」と呼ばれ、急成長を期待されていました。
その後は他の地域に比べて成長が鈍化し、結果としてやや劣後した形になりましたが、近年では先端半導体産業でなくてはならない拠点として国際的な存在感をむしろ強めています。

政治的には複雑な課題を抱えながらも、台湾の人々はおおらかで世話焼きな性格の方が多く、1980年代以降の民主化によって自由で開放的な空気が広く定着しました。
また、物価上昇や円安の影響もあって、以前のように「安く滞在できる場所」という印象は薄れています。
それでもローカル食堂での食事、交通費、果物などは今でも比較的手頃で、旅行者としては嬉しいポイントです。
トレンドとして、伝統的なリーフ茶は苦戦しているものの、コーヒー文化の広がりや「メイド・イン・台湾」のクラフト雑貨など、新しいプロダクトが注目を集めているように感じます。

観光地は、『千と千尋の神隠し』の舞台になったと噂される九份(※後に宮崎駿監督が否定 笑)、国民党が大陸から持ち込んだ宝物の数々を収蔵する故宮博物館、竹をモチーフにした超高層ビル・台北101などが定番スポットでしょうか。

僕自身、大学時代からワーホリ時代までの4年間台湾に滞在し、その後も何度も足を運んでいますが、それでもまだ掴みきれないほど台湾は魅力にあふれた場所だと感じます。

皆さんもぜひパスポートをゲットし、花巻空港から台湾へ旅に出てみてください〜!

 

台湾の屋台

24時間営業のお粥屋さん

MRT(メトロ) 地下鉄

ドラゴンフルーツ

みんな持ってる大同電鍋